蓮花の壌
東洋算命学
ご相談例 (8)
Personal session example
家族関係/家族の揉め事 ◆鑑定例(ご本人)
その他 ご家族4名を鑑定
Q: 父と弟の板挟みになり困っています。母は既に他界しており、父は数年前に再婚をしています。
弟の子供が生まれた頃から、小さなことをキッカケに、父・義理の母 と 弟が大喧嘩になり、
その後も関係の悪さが続いています。
A: お父様ご夫婦と、弟さんとの関係が上手くいかず、貴女が間を取り持っているのですね。
Q: ええ、そうです。父も以前と違って、再婚後は義理の母の言うが侭・・・と言いますか。
それに今に始まったことではありませんが、父はちゃんと私の話に耳を傾けてくれているのに
父に私の真意が上手く伝わらず、微妙にズレて理解されてしまって話が通じないんです。
本当に 今後 家族とどう関わればいいのか・・・。
A: 板挟み状態なのに、上手く伝わらない。精神的にも疲れてしまいますね。
Q: はい、本当に。心の安らぎがないんです。
A: では、観ていきましょうね。まず貴女ご自身とご両親 (父と義母)との関わりについてですが、
結論から申し上げますと、
「父親のことには口を出さない、干渉しない、必要以上に関わらない、理解されようとしない」
です。
Q: え?そうなんですか?てっきり、もっと上手く家族と関わりなさい、と言われるかと・・・。
A: そうですね。普通はそう思われますよね。
もちろん、お父様がご高齢になられて、助けが必要になった場合は、お助けしてください。
それは「宿命」や「運」の問題ではなく、人としての「徳」の問題です。
でも、お元気のうちは、物理的にも精神的にも距離を置くことが大切です。
Q: なるほど・・・。意外でした。
A: ただ、そうは言っても 「はい、では関わりません」 と素直に受け入れることが難しいお気持ちも
貴女にはお有りなのではないでしょうか。
なぜなら、貴女は女性なのに長男的立場に立たされ易い、
ご自身も「家のことは、自分が何とかしなくては」 という思いが強くある。
そして何より、お父様のことを「何もできないダメな父親」と言葉では言いつつも、
心の奥深い部分ではお父様の愛情を欲している・・・
ご自身の内側で そのような思いが働くからです。
Q: 正直、そういう思いがあります。そう通りだと思います。
A: 内側にその思いがあるので、簡単に親や生家と離れられないんですね。ある意味、「罠」です。
ただ・・・ その「罠」に気づかずに家族の問題に関わっていると、
もっと大きな渦を引き起こしていくことになります。
貴女が家族のために良かれと思ってしていても、関われば関わるほど家系を破壊してしまう、
更に、自分が納得できない不自然な役割も多くなる、すると段々貴女も、協調したり上手く関わる
ことができなくなり、結果的には、貴女ご自身の人生そのものまで崩れやすくなってしまいます。
Q: ああ。なるほど・・・なんだかその感じ、ずっと感じていた気がします。
A: そうですか。そして、そもそも「大きな渦」が起きる根本的原因ですが・・・
家系から受け継いだ、強い因縁にあるようです。
Q: ぜひ伺いたいです。
A: わかりました。皆さまの命式を拝見しましたところ、
元々、貴女の家系は、母方・父方ともに隆盛を極めていらっしゃったのではないでしょうか。
因縁の要因は大きく分けて2つありますが、大元は母方(実母)の家系に起因するようです。
(内容中略)
Q:両親の家系を見ていて、薄々 そのようなものを背負っているのではないかと感じていました。
(ご本人のお話し 中略)
A: 貴女は感の鋭い方です。ご自身の感覚を信頼してください。
更にこの因縁は、現在のご家族 (ご本人、父、母、義母、弟) の関係に縮図となって反映されて
きています。だから上手くいかない。貴女より弟さんの方が因縁が強く現れてくるようです。
具体的には、「夫婦間の愛情問題、そして財の問題」に現れてきます。
同時に、貴女は自然界から「親や家系に深く関与しないことによって、先祖や親が継承してきた
因縁に動かされる生き方の流れを止めよ、そのことに気づいて、生き方や行動を選択せよ」と
示唆されているようです。
どのような行動を示唆されているか、もう少し詳しくお話ししていきますね。
(ご本人、お父さま、弟さんのお話しを含めて 90分)